建物外壁改修・補修工事専門店「東北建設職人UNION」

株式会社ケンジン
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未来会議

プロ施工会社の秘める可能性と、電気業界の未来 ミナト電気株式会社 専務取締役佐々木 俊輔

対談あらすじ2人が出会ったのは2017年4月。共に所属している仙台商工会議所青年部(以下、仙台YEG)での活動がきっかけであった。仙台YEGでの活動後、その帰り道で「施工会社っていいですよね。可能性に満ち溢れていますよね。」と初めて語り合う。専門性にこそ違いはあるが、同じ建設業界のプロ施工会社として働く2人はすぐに意気投合。それぞれが得意とする外壁改修と電気の分野で協業し、更なるサービス強化を図る事となる。そして、2人が語った未来とは?

渡部
佐々木さん、本日は未来会議へのご出演ありがとうございます。
宜しくお願いいたします。

佐々木
こちらこそよろしくお願いいたします。未来会議の過去の対談内容は全て拝見していますが、ブログとかではなく「対談」という形で考えを発信していくという事自体が目から鱗で、非常にびっくりしました。

渡部
ありがとうございます。今までは建設業界とは全く異なる方達との対談でしたが、これからは実際に施工しているプロ施工会社にも焦点を当てて対談をしていきたいと考えています。そういう意味では、御社は第1回目の対談です。
早速ですが、改めて御社の事業内容を教えて頂けますか?

ミナト電気株式会社が手掛ける事業とは

佐々木
弊社は電気工事のプロ施工会社です。昭和57年に創業してから30年以上が経ちました。住宅などの低圧電気設備から、工場などの高圧電気設備まで、設計施工を一貫して行っており、これまで地域を支えてきた自負があります。

渡部
御社も弊社と同じように、職人がメインのプロ施工会社という事ですね。

佐々木
そうです。営業担当や技術担当含め、全員が現場を経験している職人です。
お客様が電気を通じて叶えたい事や困っている事に対応できる地域密着型のプロ施工会社を目指しております。

渡部
なるほど。電気工事って、あまりピンとこない人もいるかもしれませんが、普段の生活に欠かす事のできないライフラインの一つですね。
そういった業種の中で、全員が職人、そして地域密着型というのはお客様にとって非常に心強い事だと思います。

佐々木
そうですね。住宅に太陽光パネルや給湯器を設置したり、集合住宅の照明LED化など、非常に生活に密接している仕事です。

渡部
弊社も、今後の事業展開として一般のお客様向けサービスを強化していく予定なので、御社とは深くお付き合いできればと考えているのですが、今思うと、私達が出会ったのはちょうど1年前ですね。

「施工会社って良いですよね。」で意気投合

渡部
お互いが所属している仙台YEGで、毎月一回は会議などで集まったりしていますが、その帰り道で仲良くなったんですよね(笑)。専門性は違うけど、お互い建設業界のプロ施工会社という大きな共通点から、「施工会社って良いですよね。」って会話になったのが始まりだったと思います。

佐々木
本当にその通りですね(笑)。私の会社では太陽光パネルの設置を。渡部さんの会社では外壁の改修工事を。そういう形で協業すれば一度の足場組みで全ての工事ができる。お客様にとって大きな経済メリットがあるので是非協業しましょう!ってなったんですよね(笑)。

渡部
そうです!太陽光パネルを設置するのに足場を組みますが、せっかく組むなら外壁とか屋根の塗装も一緒にやった方が良いのは当然の事ですよね。しかも、中間に入るだけの会社が全くいない、我々のような直接施工するプロ施工会社が協業するって素晴らしい事だと思うんです。

佐々木
私もそう思います。お互いが地域密着型の会社なのでアフターフォローもしっかりできますし、お客様にとって一番メリットのある形だと思います。我々もお互いを知っているから安心ですし、良いですよね。

渡部
そうですよね。でも意気投合したのって、ただ協業できるからという単純な理由ではなく、我々のようなプロ施工会社が地域のお客様に対して「なに」をしてあげられるか。「なに」をしたら一番喜んでいただけるか。その「なに」を追及している事がお互い根本にあったからだと思うんです。

佐々木
その通りですね。プロ施工会社って可能性に満ち溢れていると思います。
これも1年前の会話ですが、「外壁改修と太陽光パネル設置をセットで受注した時、最低でも我々2社が入りますが、中間マージン無しでいきましょう。お互いがプロ施工会社だからそこに頼る必要が無い。お客様にとって一番良い形ですよね。最高ですよね。」と話しましたね。

渡部
本当に良い形だと思います。今後のリフォーム市場動向として大手の更なる参入が予測できますが、我々のような地域に根付いている会社が生き残る術としても有効ですよね。大手は下請けの下請けや、また更にその下請けが施工するなんて当たり前だと思うのですが、高品質な施工を守るためにも、地域経済を守るためにも、最前線で戦う我々のようなプロ施工会社が協力してより良いサービスを生み出していく事は、ただ単に協業するという事だけでなく、非常に大きな意義があると考えています。

渡部
そしてこの対談は「未来会議」ということで、御社が未来に対して今後どのように事業展開していくのかお聞きできればと思うのですが、その点はいかがでしょうか?

佐々木
はい。結論から申し上げると、プロ施工会社として地域を支えるのはもちろんですが、環境負荷が低い再生可能エネルギーを活用して誰でもどこでも安い電気を使えるような社会にしたいと考えています。

再生可能エネルギーの「未来」

佐々木
地球温暖化対策の新しい枠組みとして「パリ協定」というものがありますが、実は、日本は先進国の中でも取組みが非常に遅れています。2030年度の目標として、温室効果ガスの排出を2013年度の水準から26%削減する事に決まりました。そういった国際的な取り決めからも推測できるように、実は昨今の電気業界は非常に大きく動いているんです。

渡部
なるほど。そういった大きな動きがある中で、プロ施工会社として地域に貢献していく必要があるという事ですね。たしかに、様々な機関も省エネに関する補助金を新しく作ったり、膨大な情報が溢れていますよね。

佐々木
そうなんです。お客様には生きた情報を提供する必要がありますから、そういった情報収集や省エネ等に関する新商品の展示会などには必ず顔を出しています。

渡部
それは素晴らしい事ですね。お客様へのサービス向上に繋がる企業努力ですね。

佐々木
お客様の事を考えると必要な努力です。実は、新エネルギー革命会という組織の副会長としても今年で2年目になるのですが、この組織は再生可能エネルギーが主力電源となる事を見据えた団体なのですが、会員各社が地域で貢献する事で再生可能エネルギー100%普及に貢献する事を目標としています。こういった組織でも全国に足を運び、毎月勉強しています。

佐々木
一見するとただの地元の電気業者ですが、全国的に見ても情報や技術など、最先端のプロ施工会社であるという自負があります(笑)。

渡部
以前からそういったお話は聞いていますが、恥ずかしながら副会長というのは知りませんでした(笑)。知識が非常に豊富という印象がありましたが、やはり多くの活動の中で得た努力の賜物ですね。東北建設職人UNIONとしても、御社の存在が非常に心強いです。

渡部
そして、未来会議の恒例ともなりそうなのですが、私は経営コンサルタントから建設職人に、前回ご出演頂いた古川さんは公務員からクイズ作家に、そして佐々木さんも異業種からのご出身という事でしたね。

異業種出身である強み

佐々木
そうです(笑)。私は元々銀行に勤めておりました。ファイナンシャルプランナーの資格も保有しており、実はお金のプロでもあります。

渡部
そういったファイナンシャルの部分も非常に詳しいですよね。私自身、佐々木さんのお話は毎回勉強になっているわけですが、やはりそういった知識は本業でも活用できますか?異業種だからこその新しい風というか。

佐々木
そうですね。非常に活用できていると思います。銀行マン時代に気付いたのですが、お金って増やすだけでなく、支出を減らす事も重要なのではないかって思ったんです。それが今で言うと、太陽光パネルなど再生可能エネルギーの活用による電気代の節約です。視点を変えるとすぐに分かりますが、月々の電気代は大きな金額ではありません。しかし、80歳とか、90歳までの電気代を考えると、かなり大きな金額になります。我々のようなプロは、そういった視点でお客様への提案を考えなければいけないと思うんです。

渡部
おっしゃる通りですね。そして異業種ならではの考えでもあると思います。外壁改修でも同様に、外壁劣化など長期スパンを見据えたご提案や、お客様のライフスタイルやご希望に合わせた塗料の選定など、努力できる余地は多くあるのですが、そういったサービスというかプロダクトを磨く事は重要ですよね。

渡部
いずれにせよ、国際的な動きもあり、日本としての目標もあり、御社のようなプロ施工会社の企業努力もあり、これからの電気業界というか再生可能エネルギー業界は大きく動いてきそうですね。

佐々木
はい、確実に大きく動くかと思います。将来的な大きな動きとしては、世間では仮想通貨が話題ですが、電気も仮想通貨の一つになると思います。1キロワットアワー当たりいくらで売買するだとか、そういったイメージです。

渡部
それは初めて聞きました。もちろん、以前から売電などの話題は多いですが、現在よりも電気の取扱いが簡素化され、仮想通貨のようなお金のように電気の売買がより身近なものになるというイメージでしょうか?

渡部
たしかに、地球環境が悪化し再生可能エネルギーの重要性が増している昨今、また人口減で経済の縮小が予想されている日本としても、そういった電気の売買が更に身近になるのは良い事かもしれませんね。しかも、将来的にガソリン車は無くなり、全て電気自動車になると言われたりもしていて、再生可能エネルギーによる電気の必要性は増すばかりだと思います。

佐々木
そうです。今よりも身近に、そして更にその重要度は増してくると思います。直近では、例えば2009年に住宅に設置した太陽光発電設備が2019年にFITの買取期間の終了を迎えます。蓄電池を新たに設置して発電した電気を上手に自家消費するか、または新電力会社と個別に売電契約を交わすか等の選択肢が考えられます。また2020年には「発送電分離」が行われる予定です。

渡部
「発送電分離」とは、なんですか?

佐々木
簡単に言えば、今まで電力会社が担ってきた「発電」部門と「送電」部門を切り離し、これまでよりもより公平に送電線を利用することが出来るようになるということです。新しく市場に参入した新電力会社等がより公正な取引ができるようになることが考えられ、さらに自由競争が促進されるかと思います。

渡部
なんだか難しい内容ですね(笑)。いずれにせよ、そういった様々な動きの中で、お客様に適切なサービスをご提案し提供していく必要があるという事ですね。

佐々木
その通りです。再生可能エネルギーは太陽光パネルや蓄電池など、地域のお客様に非常に密接したものです。弊社は、ただ施工するのではなく、再生可能エネルギーの未来を見据え、またファイナンシャルプランナーである強み生かし、お客様の生活に寄り添った最適なご提案をします。

渡部
東北建設職人UNIONにとって、御社の存在は心強いと感じていましたが、今回の対談でまた更にその思いが強くなりました(笑)。東北建設職人UNIONでは外壁改修で最適なご提案を、ミナト電気株式会社さんは電気で最適なご提案を、我々の協業は確実に付加価値の高いサービスを創出できそうですね。未来がまたワクワクしてきました。これからも宜しくお願いいたします!

佐々木
従来は、太陽光パネル取付け前の外壁に関する事はお客様に全てお任せしていたので、弊社にとっても東北建設職人UNIONさんとの協業は非常に心強いです!こちらこそ、宜しくお願いいたします!

GUEST PROFILE

ミナト電気株式会社 専務取締役
佐々木俊輔

  • 1981年宮城県仙台市泉区生まれ
    高森中学校、宮城県仙台第三高等学校を経て早稲田大学商学部卒業
  • 1級電気工事施工管理技士
  • 2級ファイナンシャルプランニング技能士
  • 日本PVプランナー協会 エネルギーマネジメントアドバイザー

銀行員時代に習得したファイナンシャルプランナーとしての知識と経験を活かし、再生可能エネルギー設備や省エネ機器を通して企業や個人の支出を抑える提案活動をしている。
再生可能エネルギーの普及を目指す施工店の集まりである全国組織、「新エネルギー革命会」副会長。

ミナト電気株式会社公式サイト
http://www.minato-denki.com/